〇スケッチ・クロッキーの画材紹介

 比較的短時間でモチーフの特徴をつかみ形を描きます。
 形を正確に描くよりも、全体の特徴や動きなど強く印象に残った箇所を重点的に描きます。
 本質を的確に表現できるセンスが要求されますが、作者の感性で自由に描ける喜びが得られます。

◇コンテ
 主に黒や茶色や白色の顔料を油脂で練り固めたもので、形態は鉛筆タイプやスティックタイプ等があり、少し固めにつくってあります。
 クロッキーにはスティック状のものを使うと、立てて線を引いたり、寝かして面を塗ったり、いろいろな変化が付けられます。
◇ペン
 インクを付けて使う一般的なものから、ポールペンなどの筆記用具までいろいろなものが使用可能です。
 いつでもどこでも気軽につかえます。線の表情をいろいろと工夫してみましょう。
 油性インクのものは水彩絵具と併用して、簡単なスケッチに最適です。
クロッキー帳
 薄めの紙が多くとじられ、クロッキーなど、短時間で枚数を多く描く時に使用します。
 また、下描きやエスキースなど多用途に使えます。
◇スケッチブック
 大きさや紙の種類など、とても多くの種類があります。
 絵具の種類や目的にあったものを選びましょう。